月丘にほくろがある手相の占い方5つのポイント

月丘には心や精神の安定性、直感力、芸術的な感性などを示す手相が読み取れます。また月丘にほくろがある場合、現実主義的である、思慮深い、慎重派といった性格を持つ傾向がみられることもあります。
手相占いの世界では、月丘1つとってもほくろの有無や肉付きのよさ、周囲の線との関係性で示される結果が変わってくるため、占いをするときは各ポイントを見逃さないように注意しましょう。
 
ここでは、月丘にほくろがある手相を占う際のポイントをご紹介します。

月丘にほくろがある場合は芸術性よりも現実主義に傾きやすい

月丘にほくろがある場合、芸術性がやや欠けており現実主義者である傾向が強いです。
またこの場合の手相を見る際に注意したいのは、月丘の盛り上がりと両方あわせてチェックすることです。基本的に、月丘のほくろは芸術的なセンスとはかけ離れた資質を持っていることを示しますが、月丘の肉付きが良い場合、ほくろがあっても芸術家気質が強くなります。
 
しかし、ほくろがあって月丘が薄く、肉付きがあまりよくない場合は、さらに自身の現実的主義の思考と発想力のなさに悩まされてしまう可能性も高いといえます。

月丘のほくろは豊かな想像力と感情的な特性を示す

月丘にほくろを持っている人は、現実主義に傾きやすいところがある一方、一般的な人よりも豊かな想像力を持っていることも多いものです。
しかし、想像力の豊かさがそのまま芸術方面の才能や結果に結びつくわけではないようです。
 
常に現実的な側面も持っているため、豊かな想像力が暴走して自分の妄想を信じ込んでしまうこともあります。
現実的に損得を推し量ったり、感情的に直感で結論を決めてしまったりすることも多く、チャンスに一歩踏み出せずに後悔するケースも多いようです。
 
また、ほくろの濃淡によっても、現実主義の傾向が強いのか、夢想家の傾向が強いのかが変わってきます。
ほくろの色が濃く、はっきりしている場合は現実主義が強まり、薄っすらとしたほくろの持ち主だと想像力や妄想が拡大しやすい傾向にあるようです。

月丘にクロスとほくろを持つ人は芸術方面の才能や運気を持たない可能性がより高い

月丘にクロス（十字線）が現れている場合、芸術方面の才能や運気はあまり期待できないでしょう。特に月丘にほくろとクロスを両方持っている場合、芸術的センスが大衆に好まれるものからかけ離れている傾向にあります。
 
このタイプは、自身の才能や妄想力に従って作品を仕上げても、思ったような評価を得られないといった苦しみに取り込まれてしまう可能性があります。
本人の性格が作品を仕上げるまでの過程を重視するタイプなら芸術を楽しめますが、作品の評価という結果を求める場合は評価されずにやきもきしてしまうことも少なくありません。
 
芸術の世界では、コツコツと積み上げた努力の量が結果に直結するわけではありませんし、月丘にほくろとクロスを持った人のもとには、尊敬できるライバルや師匠、支援者といった味方が集まらないことも多いようです。
 
周囲の評価を求めるあまり、とがった作品を作ることに集中して、さらに大衆受けしない作品を作り出してしまうことがあるため、危うさを感じたら冷静に方向修正を考えることも大切です。

月丘にほくろがある人は、想像力がマイナス方面に発揮されやすく、被害妄想からヒステリックなふるまいをしてしまうケースもあるようです。また、自身の繊細さや被害妄想の強さから、人づきあいに強いストレスを感じてしまう人も少なくありません。
 
他人との距離が近すぎて相手に依存したり、過剰に攻撃的になったりしてトラブルに発展する場合もあります。
無理をして深い人付き合いをしようとすると相手にとっても自分にとっても良い結果にはつながらないことが多いでしょう。ストレスなく付き合える距離感を見極めるようにしましょう。

月丘の端のほう、あまりお肉が盛り上がっていない場所にあるほくろからは、頑固さや自己中心的なふるまいをしがちな傾向が見て取れます。
妄想力や想像力の強さが悪い方向に働いてしまい、一度自分が「こう」だと思い込んだら、なかなか考え方を変えられません。
 
この場所にほくろがある場合は、意識して他人の意見やアドバイスを受け入れる姿勢を作るとよいでしょう。言葉を変えれば自分の意見を強く持っているともいえますが、人生では他人の意見を柔軟に受け入れる姿勢も大切です。

月丘のほくろは線との関係に注意して見るもの

月丘のほくろは、想像というより妄想力の強さや、現実主義的な傾向の強さを示します。ただ、ほかの線との相性やほくろの濃淡によってはクリエイティビティな才能を読み取ることもできます。
より詳細に理解したい場合は総合的に手相を見てくれる人を見つけるとよいでしょう。